保有技術
xMAP®テクノロジー
2種類の蛍光色素が段階的に染色された100種類のビーズを色調により ビーズ固有値(ビーズ番号)に識別することがxMAP®テクノロジー (Luminex法)の基礎です。
PCR-rSSO(Luminex)法
xMAP®テクノロジーと、Multiplex-PCR技術を複合化することにより、 1回の反応で複数の遺伝子の多型や変異を検出することが可能です。
HPV(ヒトパピローマウイルス)、RAS・RAF遺伝子変異検出キットなど、 さまざまな解析試薬の開発や、受託検査を実施しています。
rSSO:revers Sequence Specific Oligonucleotide-probe assay
リアルタイムPCR法
5’ヌクレアーゼ法(TaqMan®)
5’末端にリポーター色素、3’末端にクエンチャー色素をつけた、検出対象と相補的配列をもつオリゴプローブを用い、ポリメラーゼの伸長反応における、5’-3’エキソヌクレアーゼ活性により、リポーター色素が遊離して検出されます。逆転写反応と組み合わせての1step-RT リアルタイムPCR法により、RNAも検出可能です。
また、濃度(コピー数)が既知のコントロール試料を同じ条件下で検出し、コントロールのCt値と濃度で検量線を作成することで、目的のサンプルの濃度がわかります。
薬剤の副作用リスクの高い遺伝子多型を解析するNUDT15キットや、感染症等の病原体遺伝子(SARS-CoV-2等)を検出する試薬の開発や、受託検査を実施しています。
*図はクリックして拡大してご覧いただけます。
次世代シークエンサー
次世代シークエンサーは、膨大なリード数が得られることが特徴です。従来のサンガーシークエンス法では難しいとされる、広範囲の塩基配列決定や低頻度の変異検出を行うことが出来ます。
医薬品の効果予測を目的とした変異/多型解析の 試薬及び診断システムの開発を実施しています。